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嫌がる犬にトイレトレーはいらない!愛犬のトイレのしつけ成功法

愛犬との新生活が始まると、まず考えるのがトイレトレーニング。お迎えの必需品としてトイレトレーが当たり前のように思われがちですが、実は意外とトイレトレーは不要です。トイレトレーなしでも犬はしっかりトイレを覚えられます。

実は覚えられない理由が、トイレトレーだった…というようなことも。

本記事では、チワワ2匹の飼育経験をもとに、筆者がトイレトレーを使わない理由やメリット・デメリット、具体的なしつけ方法について詳しく解説します。

愛犬との新生活を出来るだけ簡単にコンパクトにしたい方は、ぜひ最後までこの記事をご覧ください。

トイレのしつけが楽になり、掃除の手間を減らす方法がわかりますよ。

目次

犬のトイレトレーは本当にいないの?

犬のトイレトレーは本当にいないの?

トイレトレーなしでも犬はしっかりトイレを覚えられます。その理由と方法を詳しく解説します。

トイレトレーを使わない理由

最近、トイレトレーを使わずに犬を飼う人が増えている理由には、以下のようなものがあります。

  • 掃除が楽になる:トイレトレーは洗ったり拭いたりと手入れが必要ですが、代わりにペットシートを使えば使い捨てで衛生的。
  • スペースを取らない:特にマンションやアパート暮らしでは、トイレトレーの置き場に困ることも。
  • 犬がトレーを嫌がることがある:犬によっては、トレーの上で排泄するのを嫌がる子もいます。

筆者がトイレトレーを使用しない理由は大きく2点です。

  • 犬が覚えやすかった
  • シートだけの方が掃除がしやすかった

我が家の2匹目はトイレトレーに乗るのが苦手で、トイレの失敗が長く続いていました。

そこでトイレトレーを撤去しトイレシーツだけにしたところ、スムーズにトイレができるようになりました。

トイレトレーは床と比べると不安定ですし、少し音もすることが怖がりの子犬には不向きであったと思います。

トイレトレーがないとすごく楽なのでおすすめです!

トイレトレーなしのメリット・デメリット

トイレトレーなしの環境には、さまざまなメリットとデメリットがあります。筆者自身の経験をもとに、それぞれのポイントを整理しました。

メリットデメリット
掃除が楽になり、清潔を保ちやすい
旅行時のトイレ管理が楽になる
スペースを広く使える
トイレの設置場所を柔軟に変更できる
めくれたりズレたりしやすい

筆者の場合、トイレシートだけの環境にすることで、旅行時もシート1枚あればどこでもトイレが可能になりました。特に、車中泊では外に出るのが難しい状況でも犬がストレスなく排泄できるため、移動中の負担を大幅に軽減できます。

シートを敷くだけで環境が整うので、宿泊施設のルールを気にする必要が減り、より快適に過ごせるようになりました。

我が家のトイレコーナーを紹介

我が家のトイレコーナーを紹介します。

場所はリビング入口のデッドスペース(ソファーの裏)に設置しています。

上の写真にあるように、防水のためのテーブルクロスの上にトイレシーツを2枚横に敷きます。

その上にトイレシーツを1枚敷いています。

枚数を重ねることにより、トイレシーツのフカフカ感が増して、犬が「トイレの場所はココ」と認識しやすくなります。

合計3枚使用していますが、一番上の1枚からはみ出ることはほぼありません。

ブックスタンドは、犬の目印とお掃除ロボット対策です。

トイレトレーなしで犬のしつけをする方法

トイレトレーなしで犬のしつけをする方法

トイレトレーを使わない場合でも、正しい手順を踏めばスムーズにトレーニングできます。

トイレトレーニングの具体的なステップ

トイレトレーを使わない場合でも、適切なステップを踏めば成功しやすくなります。

  • 決まった場所にペットシートを設置する(何かで囲う)
  • 犬が排泄しそうなタイミング(食後・起床後など)でシートの上に誘導する
  • 成功したらすぐに褒めて、ご褒美を与える
  • 失敗しても怒らず、静かに掃除し、次のチャンスで誘導する

このステップを通じて犬は自然とトイレの場所を覚え、失敗を減らすことができます。

大切なのは、一貫したルールを設け成功体験を積ませることと、失敗させないことです。

焦らず根気よく取り組むことで、トイレのしつけがスムーズに進みます。

うちの子はトイレのタイミングがつかめなかったので、ずっと抱っこをしていました。
「失敗させない」「成功したらご褒美」をタイミング良く行うことが一番効果がありました。

トイレの場所の決め方

犬が安心して排泄できる場所を作ることが大切です。ポイントは以下のとおりです。

  • 静かで落ち着ける場所(人の往来が少ない場所を選ぶ)
  • 食事スペースから離れた場所(本能的に排泄場所と食事場所を選択)
  • トイレが確立できるまでは囲いをする(分かりやすくするため)

トイレの場所を決める際には、犬が安心して排泄できる環境を整えることが大切です。静かで落ち着いたスペースを確保し、食事スペースとは離して配置すると良いでしょう。

トイレトレーニングが終了するまでは囲いをつけて、「ここがトイレだよ」と分かりやすくなる工夫をしましょう。

ただし犬によっては入るのを怖がるため、犬の目線よりも低い囲いがおすすめです。

囲いは一時的に使うだけなら、段ボールなどでOKです!

下の写真は我が家のトイレコーナーですが、壁とソファーで囲まれています。この場所に固定してから失敗が激減しました。

♦我が家のトイレコーナー

我が家のトイレコーナー

トイレの環境を安定させることで、犬は安心して排泄できるようになり、トイレの成功率も向上します。

おすすめのペットシート・環境づくり

トイレトレーなしの場合、ペットシートの選び方や環境整備が成功の鍵になります。

  • 分厚い手で吸収力の高いペットシート(しっかり吸収し、床を汚さない)
  • 防水マットを併用する(ペットシートの下に敷き、失敗時のダメージを軽減)
  • 犬が落ち着ける空間作り(ケージの近くにトイレを設置すると安心しやすい)
  • 十分なシートの広さ(子犬でもダブルサイズを推奨します)

犬は足裏で感じる「トイレシーツのふわふわ感」でトイレの場所を覚えます。

もしなかなか覚えれない場合は、ペットシートを二重に敷いたり、ペットシートの下に人工芝などを敷くのも有効です。

一般的に言われているトイレシートは犬にとっては小さい場合が多いので、子犬でもダブルサイズがあると覚えやすくなります。

床とトイレシーツとの違いを明確にするようにしてください。

はみ出し防止に犬用トイレトレーは必要ですか?

「やっぱりトイレトレーがあったほうがいいのでは?」と悩む方もいるかも知れません。

はみ出しを防ぐためにトイレトレーを使うのもひとつの手段ですが、ペットシートの設置方法を工夫することで代用できます。

広めにペットシートを敷く(トイレエリアを広げることで失敗を減らす)
シートの端を固定する(滑らないようにマスキングテープなどで固定する)
壁際に配置する(犬が自然と壁に寄るため、はみ出しを防ぐ)

このように、トイレトレーがなくても工夫で十分に対応できます。

もし毎回はみ出してしまうのなら、トイレのスペースがその犬にとって狭いということです。

犬はくるくる回りながら用を足す場所を決めるため、その分のスペースも必要になります。

2㎏のチワワでダブルサイズの広さが必要です!

犬のトイレに関してよくある質問

犬のトイレに関してよくある質問を厳選して紹介します。犬のトイレトレーニングに不安のある方はご確認ください。

犬は12時間トイレに耐えられますか?

成犬であれば12時間耐える場合もありますが、健康面を考えると8時間以内に排泄の機会を作るのが理想です。子犬やシニア犬はより短時間でのトイレが必要です。

犬は1日に何回トイレに行く?

一般的に成犬は1日3~5回、子犬は2~3時間ごとに排泄します。飲水量や活動量によっても回数は変動します。

犬がトイレシートを噛む理由は何ですか?

遊びたい、ストレス発散、歯の生え変わりなどが主な理由です。シートを噛む癖を防ぐには、噛んでもいいおもちゃを見据え、シートを固定するような対策が有効です。

子犬をケージから出すとトイレを失敗してしまうのはなぜですか?

ケージ内では排泄場所を覚えていても、外に出ると環境が変わり興奮することが原因です。 出す前にトイレを守る習慣を付け、広い範囲で遊ばせる前に狭いスペースで徐々に慣れさせることが重要です。

犬のトイレのしつけで叱るのはどうですか?

トイレのしつけで叱るのは逆効果です。排泄自体を悪いことと認識し隠れて排泄する原因になります。失敗したら黙って片付け、成功したときにしっかり褒めることで正しいルールを覚えさせましょう。

まとめ:脱トイレトレーで快適な毎日を過ごしましょう

犬のトイレトレーは必ずしも必要ではありません。筆者の経験からも、トイレトレーなしの方が犬にとって覚えやすく、飼い主の管理も楽になることがわかりました。

トイレトレーを使わないポイント

  • トイレの時間を把握し、決まった場所で習慣化する
  • ペットシートの選び方や配置を工夫する
  • 成功時には必ず褒め、ごほうびを与える
  • 失敗時は静かに片付け、臭いをしっかり消す

これらを意識すれば、トイレトレーなしでも犬のトイレトレーニングは成功できます!愛犬にとって快適な環境を作りながら、根気よく取り組んでいきましょう!

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