寒い季節、愛犬にも温かい湯たんぽを用意してあげたいですよね。
ところが市販されている「犬用湯たんぽ」はお値段も高い…!
しかも売り場も限られている場合が多く、すぐに手に入れにくいのも難点なため「家にあるもので代用できないかな?」と思う飼い主さんも多いはず。
この記事ではチワワ2匹と一緒に暮らす筆者が、ペットボトルやホットタオルを使った簡単な代用品を紹介しつつ、 「人間用の湯たんぽは犬に使えるの?」という疑問にもお答えします。

犬用湯たんぽの代用品を探している方は、ぜひ最後まで本記事をご覧になってください!
犬用湯たんぽの代わりになる方法を紹介





「犬用の湯たんぽが欲しいけど、今すぐ手に入らない…」そんな時は家にあるもので代用しましょう!
ペットボトルで犬の湯たんぽ代わり



簡単で効果的!ペットボトル湯たんぽの作り方
ペットボトルは必ずホット専用のオレンジキャップのものを使用しましょう。
普通のペットボトルでは耐熱温度が違うため、変形や溶出のリスクがあります。
ホット専用ペットボトル | 普通のペットボトル | |
---|---|---|
耐熱温度 | 約85~90℃ | 約60~70℃ |
特徴 | ボトルの素材が厚く変形しにくい 100℃の熱湯では変形や破損のリスクあり | 軽いが熱に弱く変形しやすい 高温で有害物質(アンモチン等)が溶けだす可能性がある |
つい熱いお湯を入れたくなりますが、熱湯はNGです!
ペットボトルの変形や有害物質の溶出リスクがあるので注意をしましょう。



お湯がもれないか心配な場合は、ビニール袋に入れると安心です!
直接触れると低温やけどのリスクになります。
- 44~50℃の温度でも長時間の接触で低温やけどを起します。
- 特に皮膚の弱いシニア犬には注意をしましょう。
ホットタオルで犬の湯たんぽ代わり



電子レンジで簡単!ホットタオルで即席湯たんぽの作り方
フェイスタオル2~3枚が最適です。




形を整えて袋に入れて口を閉じます。
表面積が少ない方が長時間持ちやすいです。




人間用湯たんぽは犬に危険?その理由とは


「人間用のホットカーペットや湯たんぽを犬に使っても大丈夫?」と思うかもしれません。
実は犬にはあまり適しておらず、安全性に大きな違いがあります。
人間用湯たんぽ | 犬用湯たんぽ | |
---|---|---|
素材 | 金属・プラスティック製が多い | 噛んでも有害ではない素材で作成さされている |
形状 | 可愛さや使い勝手優先のデザイン | 噛まれにくいデザイン |
コード類 | 加工なし | 噛まれないようカバーに入っている |
上の表にあるように、犬専用の製品は犬が噛んでも大丈夫なように設計されています。
その他にも、お湯の温度が高すぎて低温やけどになるリスクがあるため、人間の湯たんぽを作る時よりも注意を払う必要があります。
つまり、安全性を考えるなら犬専用の湯たんぽがベストです。
犬用湯たんぽは100均にはありません



「犬用の湯たんぽは100均で手に入らないの?」と思うかもしれませんが、犬専用の湯たんぽは100均では販売されていません。
犬用の湯たんぽは2025年現在では、ダイソーやセリアなどの100円ショップでは取り扱いがありません。
ただし、人間用の湯たんぽは販売されているため、噛まれないような対策をすれば代用は可能でしょう。
ダイソー | セリア | |
---|---|---|
湯たんぽ | あり(550円・770円) 容量:610ml・770ml | ソフト湯たんぽ(110円) 容量:120ml |
湯たんぽカバー | あり(220円・330円) | なし |
ダイソーで購入すれば1,000円以内で湯たんぽを手に入れることが出来ます。
セリアのソフト湯たんぽは、犬用として代用するには小さすぎるため、100均で購入するのならダイソーの方がおすすめです。
一番のおすすめは「犬用湯たんぽ」
やっぱり一番安全で快適なのは「犬専用湯たんぽ」!
最近はレンジで温めるタイプや充電式タイプなど、便利なものも増えています。
お湯を入れるタイプの犬用湯たんぽ
特徴
・お湯を入れるだけ!
・温度調整がしやすい
・ 低温やけどには注意が必要



温度調整が難しいですが、もし破損しても中は水なので安心です。
レンジで温めるタイプの犬用湯たんぽ
特徴
・電子レンジで数分温めるだけ!
・柔らかい素材で、犬が安心して寄り添える
・ 3時間~10時間ほど温かさが持続



電子レンジで温めるだけなので手軽に使えます。
充電式の犬用湯たんぽ
特徴:
・コンセントやUSBで充電できる
・コードレスで使えるので安全
・温度調節が可能なものもある



短時間の充電で数時間あたたかい♪
犬湯たんぽはどこに置くのが最適?





犬用の湯たんぽは、暑かったときに犬がよけれるような位置に置くようにしましょう。
おすすめの置き場所
・犬のベッドの近く(直接触れると熱いのでタオルで包む)
・クッションの下に置いてじんわり温める
・犬が自分で移動できる場所に置くこと
注意点
・熱すぎると低温やけどのリスクがあるため、こまめにチェック
・犬が嫌がる場合は無理に使わない
まとめ:湯たんぽは代用もできるけど犬専用品がおすすめ


- 犬用湯たんぽの代用品は、ペットボトルやホットタオルが手軽でおすすめ!
- 人間用の湯たんぽは犬には向かないことが多いので注意
- 100均には犬専用湯たんぽはないが、代用品は揃えられる
- 一番のおすすめは「犬専用湯たんぽ」!レンジ・充電式が便利◎
- 湯たんぽの置き場所も考えて、安全に使おう!
愛犬がぽかぽか快適に過ごせるように、最適な方法を選んでくださいね!
コメント